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【女性向け】なくならない仕事11選!将来性のある仕事に就く方法やおすすめ資格も紹介

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女性向け。なくならない仕事11選

INDEX

    AIやロボットによる自動化が進み、多くの仕事が代替可能となると予想されている中、人間ならではの能力が求められる仕事や、社会情勢の変化により需要が拡大している仕事は、今後もなくなることはないでしょう。

    看護師や保育士などは、なくならない仕事の代表的な例として挙げられます。またデジタル化の推進により需要が拡大しているIT系職種もおすすめです。

    本記事では、女性向けになくならない仕事の特徴やおすすめの仕事11選、将来性のある仕事に就くための具体的な方法を解説します。

    【女性向け】なくならない仕事の特徴

    AIやロボットには代替できない、人間ならではの能力が求められる仕事は、人間が長く活躍できる可能性が高いです。具体的には共感力や創造性、臨機応変な対応力などが求められる仕事です。

    またITやAIのように、先端技術の発展を支え、社会に広める仕事も、今後ますます需要が高まり、新たな職種が生まれると予想されます。

    きめ細やかなコミュニケーション能力が必要な仕事

    AIは、質問に対して定型的な回答をすることはできますが、相手の感情を読み取り、状況に合わせて柔軟に対応するコミュニケーションは得意ではありません

    人の痛みや悩みに寄り添い、共感を示しながら問題解決をサポートするような、心のこもったコミュニケーションが求められる仕事は今後も人間が担うことになるでしょう。

    クリエイティビティが必要な仕事

    機械やAIは、既存の作品を模倣することはできても、オリジナルの作品を生み出すことはできません。漫画・絵画・音楽など、人の個性や能力、経験に基づいて創造される作品は、今後もなくならないでしょう。

    ゼロから成果物を生み出す仕事や、自分自身を表現する仕事は、人間が中心となって行うと考えられます。

    臨機応変な対応能力が求められる仕事

    状況に応じて適切な判断を下すには、状況判断能力や想像力、共感力に加え、倫理観や道徳観に基づいた判断も必要です。

    そのため、多様な要素を総合的に判断し、臨機応変に対応する能力が求められる仕事は、AIによる代替が難しいと予想されます

    IT

    情報技術(IT)や人工知能(AI)の分野は、技術革新のスピードが速く、社会全体でIT化が推進されているため、今後も需要が拡大し続けると見込まれます。さらに、技術の発展に伴い、新たな職種が生まれる可能性も高い領域です。

    高度な知識と専門性が必要とされるシステムやサービスの開発は、引き続き人間が担うでしょう。新しいシステムが開発されれば、活用・運用・保守できる人材が必要となるため、専門性を高めることが大切です。

    【女性におすすめ】なくならない仕事11選

    なくならない仕事の特徴を踏まえ、医療や教育、IT分野から女性におすすめの仕事11選を紹介します。

    1. 医療従事者

    医療に関わる職業は数十種類以上 存在します。医療従事者における女性の割合は30 (※)であり、割合は年々増加傾向です。職種を問わず、患者さんのけがや病気の回復をサポートし、心に寄り添い不安を解消するため、きめ細やかなコミュニケーション能力が求められます。そのため、AIによる代替は難しいでしょう。

    さらに、高齢化が進む日本では、医療従事者の需要は今後も拡大し続けると予想されます。看護師のように国家資格が必要な仕事は、出産や育児などで一度離職しても、再就職しやすい点も魅力です。

    【職種例】

    医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学療法士、歯科衛生士など

    ※参考:男女共同参画局.「2.医療分野への女性の参画」

    2. 介護職

    介護職全体で見ると、女性の割合は70 程度(※1)です。利用者に寄り添った細やかなサービスを提供できる能力が求められるため、AIによってなくなる可能性は低いといえます。

    また、2040年度には57万人 の介護職員が不足すると試算されており(※2)、今後も需要が拡大し続ける職業です。仕事内容は、利用者の日常生活の介助だけではなく、家族からの相談への対応、ケアプラン作成の援助など、多岐にわたります。

    【職種例】

    介護福祉士、サービス提供責任者、生活相談員など

    ※1参考:公益財団法人 介護労働安定センター.「令和5年度 介護労働実態調査結果」

    ※2参考:厚生労働省.「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」

    3. 保育士

    保育士は、就業している人全体の約96% (※)を女性が占める仕事です。子どもの成長に合わせた保育を行うだけではなく、保護者の気持ちに寄り添った対応も必要となるため、AIやロボットによる代替は難しいとされています。

    少子化が進む一方で、共働き世帯は増加傾向にあるため、保育士のニーズは年々高まっています。保育士として働くためには、国家資格である「保育士資格」が必要です。

    ※参考:厚生労働省.「保育士の現状と主な取組」

    4. 教育職

    教師や塾講師などの人を指導する仕事は、単に勉強を教えるだけではなく、生徒のやる気や意欲を引き出したり、悩みに寄り添ったりといった精神的な関わりも必要です。

    人の心に寄り添い、成長をサポートする仕事は、機械による代替が難しく、今後も人間が行うと予想されます

    5. カウンセラー

    カウンセラーは、相談者との対話を通じて、相談者自身が問題を解決できるよう支援する仕事です。カウンセリングでは、表情や声のトーンなど、言葉以外の情報から感情を読み取り、状況に応じて共感を示すなどの能力が求められます。

    女性の就業者が多い点もカウンセラーの特徴です。特に“対話”が大切となるため、現状のAIでは対応が難しく、今後もなくならない仕事と考えられます。

    6.   営業職

    営業職は、自社の製品やサービスを通じて顧客の課題を解決し、売上につなげる仕事です。顧客の抱える課題を解決するためには、顧客の状況や要望を正確に把握する高度なコミュニケーション能力が求められます。

    資料作成などはAIによる代替が可能ですが、顧客との信頼関係を構築するような感情に関わる業務は、今後も人間が担うことになるでしょう。

     

    7. 公務員

    窓口業務や書類審査など、公務員の仕事の中にはAIで代替可能な作業も多くあります。しかし、予算配分のような高度な意思決定は、人間の判断が必要です。

    また、警察官や消防官のような公安系公務員は、倫理観と人の力なしには成り立ちません。そのため、公務員の仕事自体がなくなることはないでしょう。

    8. コンサルタント

    コンサルタントとは、企業や個人などのクライアントが抱える課題を明らかにし、解決を支援する仕事です。コンサルティングには、論理的な思考力だけではなく、高いコミュニケーション能力も必要となるため、今後もAIが完全に代替することは難しい分野です。

    なおコンサルタントには、経営コンサルタントやシステムコンサルタントの他、AIコンサルタントのように最新技術を活用してクライアントの課題解決を支援する仕事も生まれています。

    9. プログラマー

    プログラマーは、システムエンジニアなどが作成した設計書に基づいて、コンピューターが理解できるプログラミング言語でコードを記述(コーディング)し、作成したシステムが正常に動作するかを確認する仕事です。

    経済産業省の調査によると、2030年には約79万人 のIT人材が不足すると試算されており、プログラマーの需要は今後も拡大すると見込まれます(※)。プログラミングの基礎知識があれば、システムエンジニアなど、IT業界でキャリアアップしやすい点もメリットです。

    ※参考:経済産業省.「IT分野について」

    10. エンジニア

    エンジニアとは、システムやソフトウェアの開発を行う技術者のことで、プログラマーの上位職に当たります。クライアントの要望をヒアリングして仕様書を作成する、プログラマーに指示を出す、プロジェクト全体を管理するなど、多様なスキルが求められます。そのため、今後もAIに代替される可能性は低いでしょう。

    またエンジニアには、システムエンジニア(SE)やAIエンジニア、セキュリティエンジニアといったさまざまな職種があり、ITコンサルタントや独立開業などキャリアパスが幅広い点も魅力です。

    11. クリエイティブ職

    クリエイティブ職とは、自身の持つ発想力や想像力を生かして、新しい作品を世に送り出す仕事の総称です。「美しい」「楽しい」など、人の五感や感情に訴えかける表現が必要であり、流行やニーズなども考慮しなければならないため、システムによる完全な代替は困難です。

    クリエイティブ職には、デザイナーやプランナー、コピーライターなど、さまざまな職種があります。クリエイティブ職として働きたい場合は、目指す分野の経験を積み、専門性を高めることが大切です。

    将来的になくなる可能性がある仕事

    今ある仕事の中には、AIやロボットの自動化により代替される可能性が高いものも多くあります。将来的になくなる恐れのある仕事の特徴と、実際の職業例を紹介します。

    単純で定型的な作業が多い仕事

    AIやロボットは単純で反復的な作業が得意です。人間と異なり疲れることがなく24時間365日稼働でき、見間違いのようなヒューマンエラーが起こらない点も特徴です。

    • レジ係:セルフレジの普及により代替が進んでいる
    • 一般事務:単純な書類作成や電話対応はロボットで代替可能
    • 工場作業員:単純な反復作業はロボットで代替できる
    • 運転手:自動運転技術が進んでいるため代替の可能性が高い

    特定のルールに沿って行う仕事

    AIやロボットは、ルールがあればその情報に従い正確に作業できます。ルールの変更自体は人間が行う必要があるものの、作業そのものはAIで代替が可能です。

    • コールオペレーター:音声認識による電話対応の自動化が進んでいる
    • ピッキング作業員:ピッキングロボットの導入が進んでいる
    • 警備員:不審者の監視などはカメラやセンサーの付いたロボットで24時間対応可能

    データ処理が中心の仕事

    AIは大量のデータの処理と分析を得意とし、人間よりも圧倒的な速度と正確性を誇ります。データ処理が中心の仕事はなくなる可能性が高いでしょう。

    • 一部の銀行業務:窓口対応やデータ分析など一部の銀行業務はAIに代替される可能性が高い
    • データ入力:単純なデータ入力はAIの得意分野のため、代替される可能性が高い
    • 文字起こし:無料のAI文字起こしツールが登場している

    情報収集が中心の仕事

    AIは、情報収集や収集した情報を基にした予測も可能です。また、AIは情報を分かりやすい文章にまとめる能力にも長けています。

    • 一部のリサーチャー:市場調査や情報の数値化、分析などは代替の可能性が高い
    • 一部の記者・ライター:情報をまとめる作業が中心であればなくなる可能性が高い

    女性が今後需要のある仕事に就く方法

    女性が今後需要のある仕事に就く方法をいくつか紹介します。

    • 社会情勢を知る
    • 専門性の高い知識を学ぶ
    • 資格を取得する
    • ライフスタイルを想像する

    社会情勢を知る

    医療や介護、IT関連など、需要のある仕事は社会情勢を大きく反映しています。今後の技術革新によっては新たな需要が生まれる可能性もあるため、日頃からニュースや経済雑誌、コラムなどに目を通し、社会の動きを把握しましょう。

    専門性の高い知識を学ぶ

    ロボットや他人に容易に代替されないためには、仕事の専門性を高めることが大切です。特に、医療や保育、ITなど、需要の高い仕事の多くは専門知識が必要なため、事前に学んでおくと良いでしょう。

    学習方法はさまざまですが、効率的に学びたい場合はサポート体制が充実している専門学校や大学がおすすめです。

    資格を取得する

    看護師や保育士のように資格がないと働けない仕事もあります。これらの仕事に就きたいと考えているなら、資格を取得しましょう。

    また、エンジニアやプログラマーはスキルや経験により評価されるため、未経験から就職を希望するのであれば、能力を証明できる資格を取得しておいた方が有利です。例えば、以下のような資格があります。

    • 国家試験:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験など
    • ベンダー資格:Microsoft認定資格(MCP)、CCNAなど
    • 民間資格:Java™ プログラミング能力認定試験、画像処理エンジニア検定など

    ライフスタイルを想像する

    女性の働き方は、結婚・出産時期に低下し育児が落ち着いた頃に再び上昇する「M字カーブ」を描く点が特徴です。子育てや介護などのライフイベントを想定しているなら、柔軟な働き方ができる仕事や職場を選んだ方が、長く仕事を続けやすいでしょう。

    IT業界の多くはリモートワークやフレックスタイムなど柔軟な働き方を導入しているため、女性のライフスタイルの変化にも対応しやすい点も魅力です。

    なくならない仕事に就くためには自分の市場価値を高めることが大切!

    AIやロボットによる自動化が進んでも、人間ならではの強みを生かせる仕事や、社会の変化によって需要が高まる仕事は存在します。そのような仕事に就くためには、自身の市場価値を高め、社会から必要とされる人材になることが大切です。

    特に変化の激しい現代においては、常に新しい情報を学び、スキルをアップデートしていく姿勢が求められます。専門性を高める、資格を取得するなど、自身の市場価値を高める努力を続けることで、将来にわたって長く活躍できるでしょう。

    将来性の高いITスキルを、身につけるなら仙台工科専門学校

    仙台工科専門学校には、将来性の高いIT分野で活躍できるプログラマーやエンジニアを目指せる「情報システム学科」と「高度情報システム学科」があります。

    IT業界は、性別による向き・不向きが少なく、女性エンジニアの数も年々増加しています。柔軟な働き方を希望し、将来性のある仕事に就きたい方は、ぜひ資料請求やオープンキャンパスで、本校のカリキュラムをご確認ください。

    この学科では、初心者からAIやITをしっかり学んで、プロになるカリキュラムを用意しています。ITスキルの習得やAIシステムについての知識や開発技術だけでなく、適切なプロンプトを設計するための論理的思考力を養う授業も行うため、AIの開発、活用技術を身につけたAIを制する人材をめざせます

     

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    この記事の監修者
    仙台工科専門学校

    仙台駅から徒歩7分。情報・建築・インテリア・大工・測量・土木が学べる専門学校です。
    「建築・大工・測量・土木・情報」の7学科を設け、充実した環境の下で行われる現場さながらの実習で即戦力となる技術を習得。きめ細かい試験対策で国家資格取得を目指し、業界の最前線で活躍する人材を育成します。

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