本日3月9日(水)、本校では卒業証書授与式を執り行いました。
コロナ禍であるため、学科別に時間帯を分けての式となりましたが、
天気にも恵まれ、爽やかでアットホームな授与式となりました。
今年の卒業生は、最初から最後までコロナ禍に振り回された学年でした。
入学式も中止となり、オンライン授業に切り替わって登校さえできない期間を過ごし、
親睦を深めるためのイベントは、唯一隙間を縫うように開催できた2年次での松島ウォークラリーだけでした。
そんな我慢の2年間を過ごした学生たちでしたが、ある学科の卒業生が旅立ちの言葉として仲間や先生たちにこんな言葉を伝えていました。
「入学式も学校行事もなく、薄い2年間だったと思います。それでも、仙台に出てきてよかったと思える2年間でした。」
静かな語り口でしたが、とても逞しく、輝いて見えました。
環境に負けず、自分たちの力で未来を切り開いていく力が、彼らにはすでに備わっているのだと感じました。
4月からは新しい環境で、社会人としての新生活がスタートします。
しっかりと地に足をつけて、逞しく生きていってほしいと思います。
みなさん、ご卒業おめでとうございます。
※撮影時のみマスクを外しております