2月9日（木）～2月14日（火）にかけて、建築デザイン学科卒業年次生による「卒業制作発表会」を開催しました。



卒業制作は、各々がテーマ・コンセプトを設定して、実際に存在する場所から建設予定地を決めて設計を行い、パースや模型の制作を経て提案まで一貫して行います。

発表会当日は、一人一人が数か月間かけて準備した渾身のプランを発表し、先生方による質疑応答・講評が行われます。

学生たちは、気づかなかった改善点やアドバイスを基に今後修正を行い、完成した作品は卒業制作の作品集に掲載されます。




卒業制作の作品には、世相が強く反映されるように思います。昨年度はＳＤＧｓを意識した作品が多かった印象でしたが、今年度は憩いの場や楽しむ場といった、人々が集って活動できる空間のプランが目立ちました。

新型コロナウイルスの影響で沢山の我慢を強いられた世代ですが、少しずつ世の中が規制緩和に向かう中で、彼らはきっとそのような明るい世の中を作っていきたいのだと感じることができた素敵な卒業制作発表会でした。

卒業制作期間は、設計の楽しさや厳しさを肌身で感じた期間でしたが、この経験を糧に春からはそれぞれが進む道で精一杯頑張ってほしいと思います。

建築デザイン学科卒業年次生の皆さん、本当にお疲れ様でした！