人生100年時代※や技術革新の進展が予想されるSociety5.0※の到来など、
経済社会の大きな変化に対応するため、個々人が人生を再設計し、社会人が学び直しを通じてキャリアアップやキャリアチェンジを可能とする能力・スキルを身に付けることが重要とされています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で学び方や働き方、そして生活様式も変わっている中で、これまで以上に「変化に対応できる力」は重要視されています。
そのため、今こそ学び直しが重要なのです。
※人生100年時代:人生を100年という単位でとらえたとき、従来のライフプランの基本が大きく変容する可能性があることを提示した言葉
※Society5.0:仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会
(引用元:大学等における学び直し講座情報や学び直し支援制度情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」)
≪卒業までに取得可能な資格≫
※本校大工技能学科または建築デザイン学科を修了した方が対象
≪利用できる給付金制度≫
様々なキャリアを持った仲間と切磋琢磨
入学前の経歴は社会人、大学生、短期大学生、専門学校生、高卒認定試験(旧:大検)合格、フリーターなど様々。ものづくり未経験者が多いですが、前職で既にものづくりに携わっていた方もおり、年齢・キャリアに関係なく学びあえる環境です。
現場経験豊富な教員陣の手厚いサポート
本校教員は資格だけでなく現場経験も豊富。現場から営業、細やかなインテリアの世界まで、建設業界について幅広く学生に伝えることができます。また、クラス担任制を取っておりますので、学科教員が担任となり、授業内容はもちろん学校生活や就職活動など、個別に対応できる環境が整っています。
建築デザイン学科
早野 真央さん
岩手県 岩手県立盛岡岡商業高校 出身
仙台工科を選んだきっかけは?
建築について本格的に学ぶのは初めてですが、基礎からしっかりと、実践に即した勉強ができていると感じています。建築の世界は資格がものをいいます。資格取得のサポートも手厚いので、1つでも多くの資格を取得したいです。
社会人での経験が活かされたと感じる瞬間は?
仕事に納期はつきものです。納期厳守の現場で培われた計画性は私の強みであり、学校でも役に立っています。また、建材等を扱う会社に勤めていたので、仕事を通して得た知識や経験が、今のアイデアのもとになっていると思います。
今一番頑張っていることは?
建築の世界は数学の知識が必須です。ブランクがある分、高校数学をすぐに思い出せない時もあったりして授業についていくのに必死ですが、昔からやりたかったことなので、今は学ぶこと全てが本当に面白いです。
建材等の卸売会社へ就職
簿記やPCスキルを活かし事務業務を担当。業務上、設計事務所とのやりとりや図面を扱う機会が多く、建築業界へ憧れるように。
夢実現に向け、進学を決意
建築を本格的に学ぶため、就職率と資格取得率の高さに定評のある仙台工科へ。
念願の建築への道へ踏み出す
学ぶこと全てが、自分がやりたかったこと。とにかく毎日の勉強が楽しい!
住宅や商業施設の設計に携わる仕事をしてみたい。最終目標は、地元にとびっきりオシャレなカフェを建てることそのためにも、在学中にたくさんの資格を取得したい。
測量学科
渡邊 奏志さん
宮城県 仙台市立仙台工業高等学校 出身
仙台工科を選んだきっかけは?
測量については高校でも一通り学びましたが、より精度の高い測量技術を身につけて上位資格を取得したいと思い仙台工科へ。教育訓練給付制度など学費面での支援制度があり、会社に籍を置きながらでも学べるところが魅力的です。
社会人での経験が活かされたと感じる瞬間は?
土木の現場ではチームワークが大事。これまでの経験で磨かれたコミュニケーションスキルは、仲間と協力し合いを円滑に進めるのに役立っています。特に学科は学生の年層が幅広いので、対人スキルを磨く場になっています。
卒業後はどうなりたいですか?
授業では、あえてアナログな技法での量を経験することで、測量の本質をしっかり理解することができたと感じています。将来は、大きな橋や道路など、地域活性に繋がるような交通インフラの整備に関わる仕事をしてみたいです。
就職したが、将来に不安も
高校の土木科を卒業後、飲食店に勤務。営業職に転職するも、厳しい労働環境や収入面で将来に不安を感じる。
測量会社に就職
高校で測量を学んだ経験を活かし、再就職。仕事をしながら資格取得にも挑戦。
教育訓練給付制度を利用して進学
会社からの勧めもあり、1年間休職し学業に専念。測量士資格取得を狙う。
測量士の資格を取得することで、主任技術者へ昇格するのが夢。学校で学んだ新しい技術や知識を現場に持ち帰り、より精度の高い測量で地域に貢献していきたい。