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努力の結実!二級建築士国家試験の合格速報

令和7年度の二級建築士国家試験は、7月の学科試験、9月の製図試験を経て、12月2日(火)に最終合格発表を迎えました。
その結果、今年度新規開設した「建築士専攻学科」から、3名もの学生が在学中の一発合格という快挙を達成しました。
令和7年度二級建築士国家試験結果(公益財団法人建築技術教育普及センター発表資料より)
| 合格率 | 仙台工科専門学校 建築士専攻学科 | |
| 学科試験合格率 | 40.9% | 50.0% |
| 製図試験合格率 | 46.4% | 60.0% |
| 総合合格率 | 22.6% | 30.0% |
合格率も全てにおいて全国平均を上回る結果となり、初年度から高い専門性と教育の質を証明する形となりました。
第一期生として、新たな学科の歴史を築くという大きなプレッシャーの中で見事合格を勝ち取った皆さん、本当におめでとうございます。
皆さんが春から「二級建築士」として建築業界で大いに活躍されることを、教職員一同心からお祈りしています。

なぜ在学中合格が可能なのか?「建築士専攻学科」の秘密
多くの専門学校や大学では、建築士国家試験の受験資格は「卒業後」に取得となるため、原則として在学中の受験はできません(※すでに受験資格を持つ学生を除く)。しかし、働きながら合格を目指すことの難しさを考慮し、本校では在学中の合格・免許登録を可能にする「建築士専攻学科」を開設しました。
この学科は、本校の「建築デザイン学科」または「大工技能学科」を修了した学生だけが進学できる、二級建築士受験対策に特化した1年制の学科です。
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最短3年での受験実現: 大学卒業後(高校卒業から5年目)よりも2年早く、3年目で初受験を迎えることが可能です。
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9ヶ月以上の長期対策:本校 「建築デザイン学科」「大工技能学科」2年次の10月から先行して国家試験対策がスタートするため、春からの本格的な授業と合わせて、9ヶ月以上という長い期間をかけてじっくりと合格に向けた学習を進めることができます。
一度卒業して受験資格を得た上で再入学するという体制を取ることで、「二級建築士」の肩書を持って卒業を迎えるという、未来のキャリアを見据えた大きなアドバンテージを得ることができます。

2025年法改正で二級建築士の価値が急拡大
二級建築士の資格は、2025年4月施行の改正建築基準法および建築士法により、その業務範囲が大幅に拡大し、価値が飛躍的に高まっています。
これまでは一級建築士でなければ担当できなかった中規模程度の建物の設計や監理が、一定の条件のもとで二級建築士も扱えるようになります。(例:小規模店舗・事務所、保育園、クリニック、共同住宅など)
特に地方では一級建築士の不足が課題となっている地域も多く、今回の業務範囲拡大の影響で、二級建築士の業務需要は全国的に急拡大しています。
資格を取得することで設計・監理できる建築物の種類が広がり、若いうちから大きなプロジェクトに関われる可能性が高まります。この法改正の波に乗り、二級建築士としてキャリアをスタートさせることは、将来的な活躍に直結する重要な選択と言えます。
(詳細は関連記事「建築士資格取得の最短ルートとは?法改正で変わった2025年最新受験ガイド」をご覧ください。)
同じ志を持つ仲間と二級建築士を目指しませんか
今回の在学中合格という結果は、学生たちの努力はもちろん、建築士専攻学科の独自の教育システムと万全のサポート体制がもたらした成果です。
次年度も、建築デザイン学科と大工技能学科から、多くの学生がこの建築士専攻学科に進学し、夢を追いかけます。
みなさんも、大学よりも2年早く、二級建築士の肩書を持って卒業を目指す3年間の学習計画で、私たち仙台工科で夢を叶えてみませんか。
同じ志を持つ仲間たちと切磋琢磨し、未来の建築業界を担う人材になるための第一歩を、ぜひ私たちと一緒に踏み出しましょう!












