環境土木工学科

2年制/男女・定員40名

文部科学大臣認定「職業実践専門課程」
工事設計から施工管理まで幅広く学び、活躍の場が広い土木技術者をめざす

めざす職業

  • 測量士
  • 現場代理人(現場監督)
  • 土木施工管理技士
  • 補償業務管理士
  • 土地家屋調査士

卒業後の主な就職先

  • 建設会社
  • 測量設計会社
  • 建設コンサルタント会社
  • 補償コンサルタント会社
  • 官公庁(公務員)

環境土木工学科の3つの特長

POINT 1 「測量」+「土木」の知識で、活躍の場が大きく広がる!

1年次は充実した測量実習を通して「測量」を学び、2年次には土木工事の設計や施工管理など、「土木」について学びます。このカリキュラムにより、測量会社と建設会社の両方面の就職が可能となり、将来の活躍の場が大きく広がります。

POINT 2 2年間の集大成「卒業研究」。専門知識を強固なものに!

2年次の卒業研究では、自分の興味に合わせて1つの専門分野を選び、測量情報や地盤工学、建設材料など、これまでの学習とリンクさせながら深く学びます。大学にも引けを取らない研究内容で、2年間の総仕上げ、専門知識の定着を図ります。

POINT 3 業界必須の資格を取得!土木技術者としての“可能性”が広がる!

測量学科と同様に、卒業と同時に測量士補が国家試験免除で取得でき、さらに実務経験2年で測量士も申請のみで取得できます。また、きめ細かい試験対策により、「2級土木施工管理技術検定試験(第一次検定)」の合格実績も多数。業界必須の資格を取得し、仕事の幅、自身の“可能性”を広げることができます。

めざせる資格

国家資格
測量士補

卒業と同時に取得可能。(国家試験免除)

国家資格
測量士

卒業後、実務経験2年以上の申請で取得可能。(国家試験免除)実務経験2年を経て本学科に入学した方は、卒業と同時に取得可能。(国家試験免除)

国家資格
1級・2級土木施工管理技士、1級・2級土木施工管理技士補土木施工管理技

1級・2級共に在学中に第一次検定受験可能。合格すると1級・2級土木施工管理技士補。
※1級・2級共に二次試験を受験するには実務経験が必要。(詳細は国土交通省HPをご確認ください。)

国家資格
土地家屋調査士

卒業と同時に測量士補を取得できるので、本学科は午前試験(測量分野)免除。

補償業務管理士

卒業後、実務経験4年で受験可能。共通科目の研修が7年間免除

玉掛け技能講習

小型移動式クレーン運転技能講習

小型車両系建設機械運転特別教育

ローラー運転特別教育

注目授業

  • 地盤工学実習
  • 地盤工学実習

    建設工事に伴う地盤の特性や強度を調べます。

  • 建設材料実習


    建設材料実習

    建設工事に使用するコンクリートなど、材料の特性や強度を調べます。

  • 緑化工学実習


    地形測緑化工学実習量実習

    住宅庭園模型製作を行います。

  • CAD Ⅰ・Ⅱ


    CAD I・II

    土木構造物の図面をCADを使って作成します。

  • 三角多角汎地球測位システム測量実習


    汎地球測位システム測量実習

    GNSS衛星を使った、最先端の測量技術を身につけます。

  • 地形測量実習


    地形測量実習

    詳細な地図を作成するための測量技術について学びます。

  • 多角測量実習


    多角測量実習

    国や公共の基準点を測定する測量技術を学びます。

在校生インタビュー

  • 在校生インタビュー
  • Q.子供のころの夢は?
    A.型枠大工


    Q.今の目標は?
    A.土木型枠の技術を磨きたい!


    Q.なぜその目標に?
    A.建設業を営む父の姿を見て憧れを持ちました。


    2年の短期間で仕事に直結する知識や技術を習得

    土木は学ぶことが多く、内容も複雑で難しい分野ですが、先生方が身近なものに例えて解説するなど、わかりやすく教えてくれるので、理解がぐっと深まります。課題も多く大変ですが、実習では自分が思い描くことを図面や模型で具現化できるので楽しいですね。課題を数多くこなすことで問題解決力や責任感が自然と身についたと感じます。

    金子 礼和さん 山形県/九里学園高等学校 出身

カリキュラム

施工管理演習

2級土木施工管理技士の第一次検定合格をめざします。

道路設計演習

道路設計の基本的な考え方と設計の基礎を習得します。

補償業務

補償業務について各専門分野ごとに学びます。

廃棄物処理・リサイクル技術論

環境を考え取り組むリサイクルについて学びます。

年間スケジュール

スケジュール

時間割例(1年次)

MON TUE WED THU FRI
9:00-9:45 緑化工学 施工管理演習 地盤工学 補償業務 廃棄物処理・リサイクル技術論
9:45-10:30
10:40-11:25
11:25-12:10
昼休み
13:00-13:45 道路設計演習 力学実験 建設材料 河川工学 CADⅡ
13:45-14:30
14:40-15:25
15:25-16:10

※上記時間割はモデルケースです。

専任教員からのメッセージ

  • 専任教員からのメッセージ
  • 災害復興等で活躍できる人材をめざし、
    社会基盤を支える技術を学ぼう。

    近年、地震、津波、洪水等の世界各地の災害のニュースを頻繁に見かけるようになりました。このような災害の後は必ず現状の地形の測量を行い、その地形図により新たな都市計画がスタートします。現在、社会基盤整備を行う測量土木業界では将来を担う人材を求めています。この技術を身につけて大志を抱き、多くの人々のために社会基盤整備という大きな仕事をしてみませんか。活躍のフィールドは地球です。

    環境土木工学科 教員 鎌田 潤一