お知らせ

建築デザイン学科の2年生が建築コンペで入賞しました

本校建築デザイン学科2年生の遠藤さんと大内さんが、株式会社ローヤルエンジニアリングおよび一般社団法人みらい観光デザイン機構が主催する「ローヤルエンジニアリング全国専門学校生対象建築学生コンペティション」において、見事入賞を果たしました。

(審査委員、入賞者の皆さん)

今年のテーマは「公園に設置する循環式トイレ」で、提案の舞台となるのは豪雪地帯・山形県西川町。雪が多く降る地域特有の課題だけでなく、地域の魅力を発信することにも目を向け、実際の暮らしに寄り添った視点を大切に様々な工夫を凝らし、プランを練りました。

きっかけは、先生の紹介ではなく、自分たちで見つけて「やってみたい」と思ったことでした。「自分の実力でどこまでできるのか試してみたかった」と語る遠藤さん。提案書づくりでは、「どうすれば相手に伝わるか」を徹底的に考え、言葉遣いや表現にこだわりました。

遠藤さんのアイディアを大内さんが中心に図面に落とし込み、提案資料が完成。東京で行われたプレゼンテーションでは、トップバッターで発表に臨みました。

 

結果は審査委員賞の「水登健介賞」を見事受賞。

最優秀賞は逃したものの、審査委員の方々からは開始15秒でしっかり相手の心を掴むことができたテーマ設定に特に好評をいただいたそうです。

この経験と受賞を自信に就職活動を始め、2人はデザイン性の高い施工を手掛ける企業から内定をいただいたそうです。

 

最後に、これから入学してくる後輩たちへ向けて、こんなメッセージをくれました。

「コンペに挑戦することで、視野がぐんと広がります。最初は不安もあるかもしれませんが、自分で決めて動くことで、必ず成長につながります。ぜひ時間を見つけて挑戦してみてください!」

 

仙台工科専門学校は、夢に向かってチャレンジする若者を応援します。