12月21日（火）～12月24（金）の４日間に分けて、本校宮床実習場にて建築大工技能検定実技試験が実施されました。

建築大工技能士は、木造建築の大工工事に必要な技術を認定する国家資格です。
一定以上の技術を持っていることを証明できるもので、都道府県職業能力開発協会が実施する学科および実技試験（木材の加工・組み立て等）に合格することで取得できます。
等級には1～3級まであり、本校在校生は２級まで受験が可能です。（２級受験は３級合格後）

試験には３級が２時間４５分、２級が５時間30分のという制限時間が設けられており、
その時間内で様々な大工道具を駆使した正確な加工・組み立て（2級は製図も含む）をしなければならず、長時間にわたる集中力の維持が求められる過酷な試験です。

試験中の学生は、普段より一層緊張感をもって真剣に作業に取り組んでおり、職人の卵らしい表情を見せてくれます。
今年も多くの学生がチャレンジしましたが、一生懸命に取り組む姿がとても素敵でした。
皆に良い結果が出ることを祈っています。